贈答の基本マナー:カテゴリー

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品物を贈る時のマナー

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贈り物によってこちらの好意を伝えるためには、相手が喜ぶものを真剣に考え、心を込めて品物を選ぶことが最も大切です。

贈り物を選ぶ時、最も大切なのは「もらう側の立場になって品物を選ぶ」ことです。
相手の趣味や都合を無視して、自分の思いこみだけで品物を贈るとかえって迷惑をかける場合があります。


品物を選ぶ際のポイント

年齢や社会的立場を考えて!

相手の年齢や社会的立場によって、ふさわしい贈り物があります。「質」や「量」を配慮して品物を選ぶようにしましょう。

相手が自分より年長者の方や社会的立場のある方へは、日常消費する生活必需品などより、趣味的な品物で、少量でも上質なものがふさわしいでしょう。

しかし、上質といっても、目上の人に例えば「勤勉」を意味する時計や鞄を贈ることや、「腹を締めてかかれ」という意味のベルトなど贈る事は失礼とされています。気にされない方もおられますが、相手をよく知らない場合は避けるのが無難でしょう。

友人などであれば、家計が助かる生活必需品や、自分では買わないがもらえればうれしい、といった品物を選ぶもがよいでしょう。


家族構成を考えて!

少人数のご家庭へ贈り物をする場合の品物は、上質なものを少量に、と心がけましょう。 特に高齢者の方に贈る食品は、長く保存できる品物が喜ばれます。

大人数のご家庭で子供さんが多いご家庭などでしたら、やや質を落としても大量に贈ると喜ばれます。


健康状態も考えて!

病気のお見舞いなどで相手の病状を考慮するのはもちろんの事ですが、入院するほどのことではなくても、普段から「血圧が高め」だとか「糖尿病気味」だとか聞いていたら、悪化させるような品物を選ぶのは厳禁です。


お金を贈る時のマナー

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もらって嬉しいものアンケート結果などでトップにくる現金や商品券は、確かに有用な贈り物ではあるでしょう。
だからといって現金や商品券を贈る時は、贈り方によっては失礼にあたることもありますので配慮が大切です。


目上の人に贈る時は品物に添えるなどの配慮を

現金への抵抗感は薄まっているとはいっても、やはり目上の人に贈るのはぶしつけな印象があります。
仲人をしてくださった方へのお礼など、現金が一般的なケースでは、菓子折りなどを持参し、「現金は添えもの」として渡すと現金への印象が和らぎます。

現金がふさわしいケース
参加費の意味合いが強い場合
結婚披露宴・各種の祝賀会など
相手が大きな出費をした場合
お香典・災害見舞い・病気見舞いなど
品物が重なる場合
出産祝い・新築祝い・開店祝いなど
現金がふさわしくないケース
目上の人に対して
お世話になったお礼などは品物をお贈りしたほうが無難
返礼として
現金でのお返しは「返す」意味合いが強すぎるので品物にするのが一般的です。
少額の贈り物
少ない金額の現金は贈りづらいものですので、少額なら品物のほうがふさわしいでしょう。

お花を贈る時のマナー

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華やかな印象のあるお花は印象も良いので贈り物によく使われます。便利ではあるのですが、細かい配慮を欠いてしまうと誤解を招くこともあるので注意が必要です。

花言葉やタブーに気をつけて

花にはその名前から来る印象や花言葉、形状などによって「ふさわしくない花」がありますので注意しましょう。

例えば病気のお見舞いで鉢植えは「根付く→寝付く」、椿は「首がポロリと落ちる」のでタブーとされ、シクラメンも「死」と「苦」という語呂合わせから贈り物には不適切とされています。

またバラは恋心を表す花言葉があるので、恋人以外の贈り物には避けたほうが誤解を招くことがなく無難です。


贈り物 お花選びのヒント

新築祝い
新居に合った花の鉢植えや、フローリングの床にも置けるような観葉植物なども喜ばれます。
病気お見舞い
香りの強い花や原色の花は避けましょう。やわらかい香りと色の心安らぐような種類のお花を選択しましょう。 病院によっては生花の持込を禁じているところもありますのでご注意。
誕生祝い
相手の好きな季節の花がベスト。明るい色の洋花が一般的です。
発表会や祝賀パーティ
華やかさを盛り上げるために、鮮やかな色の花を贈りましょう。カトレアや胡蝶蘭など豪華な花が合います。


お返しのマナー

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贈り物に対する「お返し」は、いただいたこちらからのお礼の気持ちを表すものですから、現金や高額のお返しは、「もらって迷惑」という印象を与えるので避けましょう。

お返しの要らないケースも

慣例として贈り物を頂いても「お返し」のいらないケースがあります。 贈られた側がお礼にいただいた場合、大きな出費のあった場合、返す能力の無い子ども、などの場合です。

お返しのいらないケースの例
お世話をしたお礼
何か頼まれごとをしたり、相手の役に立った場合にいただいた贈り物に対してはお返しは不要です。
お中元・お歳暮
親しい間柄で、地方の物産を贈りあうようなケースは別ですが、「お世話をしたお礼」にいただくお歳暮・お中元に対してお返しはいりません。
災害見舞いや火事見舞い
贈られる側がかなりの出費があった災害などの場合は、お見舞いへのお返しは不要です。
栄転・昇進
原則的にお返しはいりませんが、地方へ転勤になった場合、その地の名産品などを今までお世話になったお礼として贈るというのもスマートです。
新築・引越し
新築祝いやお引っ越し祝いにも原則的にお返しはいりません。新居にご招待しておもてなしするのが一般的です。 その際に引き出物を用意するケースもありますが、ごちそうだけでも十分です。
子どもの成長のお祝い
親に対して贈られる出産祝いを除いて、入学祝い・卒業祝い・成人祝いなど、子供のお祝いに対するお返しはいりません。

これらのようなお返しのいらないケースの場合でも感謝の気持ちは相手に伝えなければいけませんので、お礼状を送ることは欠かせません。

お返しは10日以上あとに

贈り物をいただいてお返しをする時に一番大切なのは、お相手の方に「お返しはした」という事務的な印象をもたれないようにすることです。 ですから、もらってすぐにお返しを送ることは失礼です。

まずお礼状を出し、10日後~1ヶ月くらいを目安に返すのが常識的です。
あまり遅くなるとお返しの印象が薄れてしまいます。



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